こんにちは、ハンドメイド作家の楓(かえで)です。
ハンドメイド販売を始めたいけど、「どのネットショップを使えばいいのか分からない」と悩んでいませんか?
私もハンドメイド初心者の頃、minneやCreema、BASEなど、どの販売サイトが自分に合っているのか迷いました。
この記事では、ハンドメイド作家として活動してきた私の経験をもとに、初心者におすすめのネットショップ3選を比較解説します。
初めての販売でも失敗しにくいポイントや、それぞれの販売サイトの特徴・手数料・おすすめの作品タイプもわかりやすく紹介していますので、よかったら参考にしてくださいね。
初心者ハンドメイド作家がネット販売で失敗しないために

ハンドメイドが好きで、「いつかは自分の作品を誰かに届けたい」と思っている方は多いと思います。
私自身もそのひとりでした。
でも、販売を考えはじめると、ひとつの壁にぶつかりました。
ハンドメイドどこで売る?私が悩んだ先に見えたこと
ハンドメイドを実際に販売を始めようとしたら
どこで売ればいいの?
手数料って?
私みたいな素人が作った作品が本当に売れるの?
分からないことや不安が次々と出てきました。
私が販売を始めたのは40代になってから。
子ども達が手を離れ、「これからは自分のために何かを始めてみたい」との思いが強くなったのがきっかけです。
今でこそminneやCreemaで商品が売れるようになりましたが、最初は右も左もわからず、何度も迷って立ち止まりました。
そんな経験を経て分かったのは、「どこで売るかを間違えると、続けること自体が難しくなる」ということ。
ハンドメイド販売のスタートにおいて、販売先をきちんと選ぶことは本当に大切です。
この章では、初心者の方が“自分に合った販売サイト”を見つけるためのポイントをお伝えしていきます。
ハンドメイド販売サイトを選ぶときに見るべきポイント
私がハンドメイド作家として活動し、最初に販売登録したのは、minneです。
以前数回作品を購入したこともあるサイトだったので、親しみもあり、登録させてもらいました。
minneとの相性は良くて、使い方もすぐに慣れて、作品の閲覧数も増えていきました!
一方、同じ感覚で他のサイトに登録したのですが、まったく閲覧数が伸びません…。
ここで感じたのは
わたしの作品の雰囲気がサイトと合っていないんじゃないかな
ということ。
また「管理画面が難しくて作品をアップするのが大変💦」といった違和感もありました。
では、何を基準に販売サイトを選べばいいのか?
初心者の方にまずチェックしてほしいのは、次の3点です。
① 集客力(アクセス数や認知度)
あなたがまだSNSなどで多くのフォロワーを持っていない場合には、販売サイト自体に「見てもらえる力」があるかどうかが非常に重要です。
たとえばminneやCreemaは、ハンドメイドに興味のあるお客さまが日々訪れているため、作品を登録するだけでも見てもらえるチャンスがあります。
一方、BASEのように自分だけのネットショップを作るタイプは、自分で集客しなければ誰にも見てもらえません。
② 出品・管理のしやすさ(操作のしやすさ)
ネットに不慣れな方や、スマホ操作に自信がない方は、出品のしやすさや操作画面の分かりやすさも大きなポイントです。
minneはスマホアプリが充実していて、画像登録や価格設定が直感的に行えます。
BASEは自由度が高い分、デザインや設定項目が多く、「カスタマイズが難しい…」と感じる方もいるかもしれません。
③ 取り扱いたい作品ジャンルとの相性
ナチュラル雑貨が得意な方と、アート寄りの一点ものが得意な方では、合う販売サイトが違うのが現実です。
Creemaはデザイン性の高い作品が多く、「丁寧に世界観をつくる人」に人気があります。
一方でminneは、雑貨・アクセサリーなど、暮らしに寄り添う作品に向いています。
初心者におすすめのハンドメイド販売サイト3選を比較!

ここからは、私がハンドメイド作品販売のために利用した中で、特におすすめの3つのサイトをご紹介します。
1. minne(ミンネ) 初心者でも売れやすいハンドメイド販売の定番


運営元:GMOペパボ株式会社
「ハンドメイド販売といえばminne!」というほど定番のサイト。
利用者数・出品数ともに非常に多く、初心者がまず登録すべき筆頭サイトです。
◆ 特徴・メリット
- サイト自体に集客力があり、自分で宣伝しなくても見てもらえる可能性が高い
- 出品操作がシンプルで、スマホからでも簡単に登録できる
- SNSやアプリとの連携もしやすく、PRも手軽
◆ デメリット
- 競争が激しく、埋もれてしまう可能性もある
- 売れるまでは根気が必要(初めての販売まで数週間〜1ヶ月かかる人も)
◆ 手数料
- 販売手数料:10.89%(税込)
- 振込手数料:220円(ゆうちょ・三井住友銀行など)
- minnePLUS会員(月額1,650円 税込)は、販売手数料が10.56%(税込)
2. Creema(クリーマ) こだわり派ハンドメイド作家におすすめ
運営元:株式会社クリーマ
minneと並ぶ大手ハンドメイドマーケット。
Creemaは「作品の質」や「丁寧な世界観」が評価されやすいのが特徴です。
◆ 特徴・メリット
- アート性・デザイン性の高い作品が好まれやすい
- ファッション・アクセサリー系は特に強い
- 海外販売(英語・中国語)にも対応
◆ デメリット
- 登録〜出品までのハードルはやや高め(写真・文章もこだわる必要あり)
- 初心者にはややハードルが高く感じることも
◆ 手数料
- 販売手数料:11%(税込)
- 振込手数料:176円〜(銀行により異なる)
3. BASE(ベイス)|自分のネットショップを作りたい方向け


運営元:BASE株式会社
BASEは、minneやCreemaとは異なり、「自分だけのネットショップ」を無料で作れるサービスです。
ハンドメイド以外の商品(デジタルデータ、リメイク品など)も販売可能。
◆ 特徴・メリット
- デザインを自由にカスタマイズできる
- 他の販売サイトに出品できない商品もOK(例:LINEスタンプ・レシピPDFなど)
- 初心者向けの解説が丁寧で安心
◆ デメリット
- 集客力が弱いため、自分でSNSやブログなどで集客する必要がある
- ショップを作る手間や管理がやや多め
◆ 手数料
- 販売手数料:3%(1注文あたり)
- 決済手数料:3.6% + 40円
- 振込手数料:250円(売上金が口座に振り込まれるときに差し引かれる)
minne・Creema・BASEの特徴と販売手数料を比較
ここでは、minne,Creema,BASE, それぞれのサイトの特徴をまとめてみました。
どのサイトが自分の作品と相性がよいか、参考にしてくださいね。
比較項目 | minne | Creema | BASE |
---|---|---|---|
集客力 | 高い | 高め | 弱い(自分で集客) |
出品のしやすさ | かんたん | やや丁寧さが必要 | 初期設定は少し手間 |
作品の傾向 | ナチュラル・雑貨系 | デザイン重視・一点もの | 自由度が高くなんでもOK |
手数料 | 約10.56% | 約11% | 約10%(決済込) |
おすすめタイプ | 初心者全般 | 作り込み派・こだわり派 | ブランディング志向 |
ハンドメイド初心者は「まず1品出してみること」が第一歩
ハンドメイド販売は、始めてみないと分からないことがたくさんあります。
いろいろ迷うかもしれませんが、まずは「自分が一番やってみたい」と思ったサイトで1品出してみることが大切です。
私も最初は「私の作品なんて売れるのかな…」と尻込みしていました。
でも、出品してみたことで「誰かの目に触れている」という実感が湧き、それが次の作品への原動力になりました。
このブログでは、これからも40代からハンドメイドを始めた、現在50代の私の経験を中心に在宅ワークや副業、プチ稼ぎに挑戦する方へ向けて、リアルで等身大の情報を発信していきます。
あなたの“好き”が誰かの暮らしをあたたかく彩りますように。
楓の体験談
私が初めて販売をしたのがminneでした。
最初は「本当に売れるのかな?」と不安でいっぱいでしたが、minneの使いやすさと見やすいデザインのおかげで、楽しく続けられました。
作品の魅力をしっかり伝えられるレイアウトなので、写真や説明文を丁寧に書けば初心者でもチャンスがあるサイトです。