ラッピングって苦手…センスもないし、どう包めばいいのか全然わからなくて…。
わかります!私も最初は同じでした。
でも、少しずつコツをつかめば大丈夫!よくある悩みと原因から、一緒に見直してみましょう。

梱包が苦手なハンドメイド作家さんが陥りやすい悩み
ハンドメイド作品を販売するうえで避けて通れないのが「梱包」です。
でも
「どう包めばいいかわからない」
「ラッピングが苦手で億劫…」
と悩む作家さんも多いのではないでしょうか?
ここでは、よくある悩みと、つまづきやすいポイントについてご紹介します。
包装で作品の価値が下がってしまう?
せっかく心を込めて作ったのに、梱包したらなんだか安っぽく見える…
私も販売当初は、”透明なビニール袋に入れて終了!”なんてシンプルすぎる包装だったことも。
けれど、購入者の立場で考えると、ラッピング=第一印象なんですよね。
封を開ける瞬間のワクワク感があると、「またこの作家さんから買いたい!」と思ってもらえるチャンスにもつながります。
「不器用」だからと諦めていませんか?
ラッピングってセンスが必要そう…
映えるラッピングなんて私には無理!
そう思っていませんか?
実は、不器用でも、梱包が苦手でも大丈夫。
コツさえ押さえれば、シンプルなのに”おしゃれに見える”梱包は誰にでもできます。
梱包をセンスよく見せるポイントとは
おしゃれに見せたいけど、高い資材を使うのはちょっと…
実はセンス良く見せるポイントは高価な資材じゃなくて、選び方と組み合わせなんです
今回は誰にでも実践できるコツをお伝えしますね
高価な資材より“組み合わせ”が大事
見た目にこだわろうとすると、つい高級なリボンや華やかなペーパーを選びがちですが、実は高価な資材=おしゃれとは限りません。
むしろ大切なのは、組み合わせのバランスと統一感です。
梱包資材の組み合わせポイント
ナチュラルな作品…クラフト素材など
シンプルな作品にはモノトーンの包装など
梱包は作品とトーンを合わせることが重要です
シンプルなのにおしゃれに見えるコツ
「無地+麻ひも+タグ」のように、3アイテム以内でまとめるとスッキリしてセンスよく見えます。
「足し算」ではなく「引き算」のラッピングを意識して、シンプルで美しい梱包を目指しましょう。
おすすめのラッピング資材|初心者でも扱いやすいものを厳選
結局どんな資材を選べばいいのか、毎回迷ってしまいます…。
ここからは、「これは使える!」と感じたアイテムを厳選してご紹介します!
初心者さんでも安心して使える資材なので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. クラフト紙・無地ラッピングペーパー
手頃な価格で手に入り、ナチュラル感が出せる定番資材。
包装の大きさに合わせて簡単にカットでき、テープや麻ひもとの相性も抜群です。


もちろん100円ショップのものでもOK!
無地のラッピングペーパーはたくさんあるので、まずは練習してイメージをつかんでみましょう
2. 半透明のグラシン袋
中身がうっすら見えるので、作品の雰囲気を壊さずに包める優れもの。
アクセサリーや布小物にもぴったりで、封をするだけで完成度が上がります。
私がよく使っているのは、料理用のクッキングシート。
好きなサイズでカットできるし、価格が安いのが何より◎です。白いものと茶色いものをそろえておけば万全です!


3. 細めの麻ひも・リボン(カラーの選び方も紹介)
100円ショップのラッピングペーパーを使うなら、ひもやリボンにはちょっとだけこだわりましょう
ナチュラルなひも、といえば麻ひもですが、ここはちょっとランクアップしたひもをお勧めします。
同じ麻でも、細めのヘンプコードは上品でおすすめです。

こちらの紙ひももナチュラル感たっぷり。

▼ シンプルな作品には高級感のあるサテンリボンなどを。こちらのリボンは結びやすくて◎

作品の雰囲気に合わせて色味を選ぶと統一感が出ます。
迷ったときは、白・ベージュ・ネイビーあたりがおすすめです。
4. thankyouシール&スタンプで簡単アレンジ


無地の袋にワンポイントで貼るだけで一気に華やかに。



「Thank you」などのスタンプも、リボンと一緒に使うとプロっぽく見えます。
5. 手書き風メッセージカード or ショップカード
丁寧な手書きのカードが添えられていると、それだけで印象もアップするようです
印刷でもOKですが、少し手書き要素を足すと温かみが出て好感度が高まります。
もちろん、100円ショップにあるカードに、thank youスタンプを押したものでOK。
こだわりたい人には、ショップ名入りカードをオーダーするのもおすすめです。

ラッピングに失敗しない!3つの簡単ルール
試してみたけど、どうしてもごちゃごちゃしたラッピングになって…
ラッピングには“迷わずできるちょっとした3つのポイント”があります。
このポイントを押さえるだけで、仕上がりがグッと変わってきますよ!
1. 色味を3色以内にまとめる

ごちゃつかず、誰が見ても「スッキリしてるね」と思われる秘訣はこれ。
たとえば、ベージュ・ホワイト・ゴールドなど、系統を揃えるのがコツです。
2. ラッピングの「型」を決めておく

毎回悩まないために、自分の中で「定番スタイル」を決めておくと便利。
たとえば、「グラシン袋+麻ひも+タグ」のように型を固定すると時短にもなります。
3. 定番資材をまとめ買いしておく

小ロットで買うと割高なので、よく使う袋や紐などはまとめてストックしておくのが正解。
在庫があると気持ちにも余裕が出て、慌てず丁寧な梱包ができます。
実際のラッピング例を紹介!【写真付き】
ここからは、いくつかのラッピングの例をご紹介します。
真似しやすい組み合わせばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。



まとめ 梱包が苦手でもセンスよく見せられる!
なんだか私にもできそうな気がしてきました!
そう思ってもらえたなら嬉しいです!
難しく考えすぎず、まずは“シンプル&統一感”を意識して試してみてくださいね
ラッピングは
「不器用だから」
「時間がないから」
と後回しにされがちですが、作品の印象を大きく変える重要な役割があります。
ハンドメイド作家としてリピーターを増やすには、梱包も作品の一部。
今回紹介した資材やコツをぜひ取り入れて、あなたらしい世界観を表現してみてくださいね。