ハンドメイド作品をオンラインで販売しようと思ったときに、どの販売サイトを選べばいいか迷ってしまいますよね。
数あるサイトの中でも 「minne」「Creema」「BASE」「メルカリ」 の4つは一度は目にしたことのあるサイトではないでしょうか。
「手数料はどこが安い?」
「初心者でも使いやすいのは?」
「どのサイトが売れやすい?」
今回は、この4サイトを 料金・集客力・機能 の面から徹底比較し、それぞれの特徴とどのタイプの人におすすめなのか、をご紹介します。
1. 4つのハンドメイド販売サイトを比較
まずは、 「minne」「Creema」「BASE」「メルカリ」 の主要な違いを表で比較してみましょう。
サイト名 | 販売手数料 | 初期費用 | 集客力 | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
minne | 10.56% | 無料 | ◎(利用者数が多い) | 初心者・まずはお試しで売りたい人 |
Creema | 11% | 無料 | ○(ハンドメイド好きが多い) | こだわりの作品を高単価で売りたい人 |
BASE | 3.6%+40円 +決済手数料3% | 無料 | △(自分で集客が必要) | 自分のブランドを作りたい人 |
メルカリ | 10% | 無料 | ◎(メルカリユーザーが購入) | すぐに売りたい人・フリマ感覚で販売したい人 |
この表をもとに、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!
2. 各販売サイトの特徴とおすすめしたい人
一口にハンドメイドを販売するサイトといっても、それぞれ特徴があります。ポイントを押さえて、自分に合った販売サイトを探しましょう!
① minne(ミンネ)|初心者に最もおすすめ!
特徴
- ハンドメイド販売サイトの中で 国内最大級の利用者数
- 操作がシンプルで初心者でも使いやすい
- 販売手数料は 10.56%(売上10,000円で約1,056円の手数料)
minneは国内最大級のハンドメイド販売サイトです。登録されている作家さん、ブランドの数は約92万人、そして2024年1月の月間訪問者の数はなんと約218万人だそうです。minneは、多くの作家と利用者に支持されている国内最大級のハンドメイドマーケットであることがわかりますよね。
☑ ハンドメイド販売が初めての人
☑ 集客をあまり気にせずに売りたい人
☑ とにかく気軽にハンドメイド販売を始めたい人


メリット
✔ 利用者が多く、作品が見てもらいやすい
✔ 初期費用なしで始められる
一方、デメリットは
✖ 価格競争が起こりやすい
✖ ブランドの差別化が難しい
ことです。
② Creema(クリーマ)|こだわり派におすすめ!
特徴
- minneよりも 高価格帯の作品が売れやすい
- クリエイター志向の強いサイト
- 販売手数料 11%
minneよりも少し販売のハードルが高いのがcreemaです。登録されている作家さんやショップの数は約24万人とminneより少なめですが、2024年1月時点で月間サイト訪問者数は約215万人、とminneとほぼ変わりがないようです。
☑ 手作り感よりもデザイン性、クオリティ重視の人
☑ 高単価の作品を販売したい人
☑ minneで売れにくい、と感じた人
メリット
✔ 質の高い作品が多く、高単価でも売れやすい
✔ minneよりも価格競争が少ない
一方、デメリットは
✖ 販売手数料がやや高い
✖ 初心者には少しハードルが高め
ことです。
③ BASE(ベイス)|自分のネットショップを作りたい人向け!
特徴
- 自分だけのオンラインショップ を持てる
- デザインや機能を自由にカスタマイズ可能
- 販売手数料は 3.6%+40円(BASE無料プラン)※別途サービス利用料が3%必要
BASEはminneやcreemaと違って、直接自分のショップへの集客が必要になります。ただ、独立したオンラインショップとして運営できるので、個人ショップのような感覚が楽しめますよ。
☑ 自分のブランドを作りたい人
☑ Instagramやブログと連携して販売可能な人
☑ 長期的にネットショップを育てたい人


メリット
✔ 販売手数料が他のプラットフォームより安い
✔ ショップのデザインを自由にカスタマイズ可能
一方、デメリットは
✖ 自分で集客しないと売れない
✖ 売上が少ないとBASEの手数料が割高に感じることも
BASEは、SNS運用が得意な人や、こだわりのショップを作りたい人におすすめです!
④ メルカリ|手軽に売れる!
特徴
- メルカリのフリマ感覚 でハンドメイド作品を販売可能
- 出品したらすぐにメルカリ利用者に表示される
- 販売手数料 10%
なんとメルカリの累計利用者数は約4,800万人!また、月間利用者数は約2,300万人といわれています。多くの人の目に触れやすいので、売れるまでのハードルも低そうですね。
☑ すぐに売りたい人
☑ minneやcreemaで売れ残った作品を販売したい人
☑ まずはフリマアプリ感覚で試したい人
メリット
✔ メルカリ利用者が多く、売れやすい
✔ 価格設定が自由
一方、デメリットは
✖ 価格が安めでないと売れにくい
✖ ハンドメイド専門ではないのでブランディングしづらい
ことです。
3. どの販売サイトを選ぶべき?
初心者なら minne 一択!
「とにかくハンドメイド販売を試したい!」という方は、 minne がおすすめ。初心者でも操作しやすく、利用者が多いため売れやすいです。

高単価で売りたいなら Creema
「デザイン性の高い作品を販売したい」「安売りしたくない」という方は、 Creema で販売すると高価格帯でも売れる可能性があります。
ブランドを作りたいなら BASE
「オリジナルショップを持ちたい」「長期的にブランドを作りたい」という方は、 BASE で自分のショップを作るのがおすすめ。

すぐ売りたいなら メルカリ
「手軽に販売したい」「在庫処分をしたい」という方には、 メルカリが向いています。
まとめ
minne、creema、BASE,メルカリ、とハンドメイド作品を販売するオンラインサイトは様々です。
ただ、大切なのははじめの一歩を踏み出すことです。自分の販売スタイルに合ったサイトを選び、 ハンドメイド販売を成功させましょう!